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4/26(火)・4/27(水)の2日間、清水寺近辺にて、日本のアートをわかりやすく解説する入門講座「ゼロから楽しむ日本のアート〜鳥井コレクションで知る京の絵師たち〜」を開催する。
京都在住のアートコレクター・鳥井光広氏の全面協力のもと、近代・近世における京都の有名絵師が手がけた貴重な日本画(掛軸中心)約40点の展示を行い、解説付きで楽しめる講座になっている。 スペシャルポイント①:秘蔵作品を含む、京都に縁のある絵師たちの名作を約40点 展示*詳しくは作品紹介参照 幻の流派・曾我派から京狩野派、原派など、京都で育まれた絵師たちの作品から厳選した40点あまりを一挙に展示。間近で作品を楽しみながら、どういう点に着目すれば良いか、鑑賞を楽しむ上でのヒントを学ぶことができる。 スペシャルポイント②:コレクターによる作品の生解説 京の名画コレクションを所有する鳥井光広氏みずから、日本画の楽しみ方・展示作品の解説を行います。また鑑賞後には、ランチやケーキセットを楽しみながらのトークショーも開催される。 スペシャルポイント③:ウェディング会場を利用しての新たな取組 ウェディング会場の新たな活用法として、会場の雰囲気を活かしたアートの展示を行う。 作品はもちろん、その背景にある京都の文化を慈しむ歴史をお楽しみ頂ける講座となっている。 主な展示作品(予定) ①曾我蛇足(そがじゃそく)/曾我派「仁王像図」 室町後期の絵師で曾我派の祖とされた人物の作品。初めは越前朝倉家に仕え、のち一休宗純に従って禅を修めた。大徳寺真珠庵に住し、一休和尚に画を教示した。 ②曾我紹祥(そがしょうしょ)/曾我派「親仔猿猴図」 戦国時代の絵師。曾我蛇足の子とつたえられる。花鳥図を得意とした。「丹青若木集」によると長谷川等伯の最初の師という。 ③狩野山楽(かのうさんらく)/京狩野派「山水図」 安土桃山時代~江戸時代初期の絵師。京狩野派の祖。地面に馬の絵を描いているところを秀吉に見出され狩野派へ絵を習いに行くきっかけとなり、才能を認められ養子となり家を次いだという逸話が残っている。 ④吉田元陳(よしだげんちん)/鶴沢派「松下群鶴之図」 鶴沢探鯨の門人。円山応挙と同時代の人であるためなかなか日の目を浴びなかったが、鶴を描かせれば右に出るものはいなかった。 ⑤原在正(はらざいせい)/原派「花図」 江戸後期の絵師。若くして亡くなったため、見つかっている作品数は少なく2015年に5点目が発見されたと報じられた。今回の作品は在中の6点目の作品申請中のもの。 ⑥松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)/京狩野派「俵馬図」 江戸時代初期の真言宗の僧侶。近衛信尹、本阿弥光悦とともに「寛永の三筆」と称された。 ⑦一宮長常(いちのみやながつね)/鶴沢派「鷹旭日図」 江戸時代中期の京都の装剣金工。石田幽汀に絵を学び、自分で彫刻の下絵を描いた。 ⑨竹久夢二(たけひさゆめじ)「ギヤマン問屋の夏」 日本の画家・詩人。言わずと知れた「大正の浮世絵師」。日本の美人画を変えたと言われる存在。現代にも多くのファンを持つ。 ⑩岡本神草(おかもとしんそう)「東山背景図」 京美工・京都絵専卒。第1回国展出品作「口紅」で有名に。若くして没したため、充分な活躍はできなかった。 本イベント提供者
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