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 神奈川県立音楽堂のホールは心懐かしい場のひとつとなりました。

 私的な言い回しを許していただければ「ただいま」という感じがします。
 最新のホールのように残響が特別に長いわけではありませんが、
 木がたくさん使われているせいか、舞台で出した音がとても素直に客席に進んでいきます。
 その素直さはむしろ、正直にというべきかもしれない。
 それは、たまたま迷いが若干生じてしまった音とか表現も、当然ながらそのまま伝わることを意味します。
 懐かしくも身が引き締まる思いのホール。
 楽器を通した自分の働きかけのすべてが現われるといっても過言ではないでしょう。
 今回の前半の曲目、ベートーヴェンの変奏曲とソナタの2番では作品の骨格を明瞭に出すと同時に、
 私からみた人間としてのベートーヴェン像も音に描いてみたいと準備をしています。
 後半のメインはシューベルトのアルペジオーネ・ソナタですが、
 これも美しく流麗な旋律に秘められた人間の感情にどこまで迫れるかが私自身のチャレンジ目標です。
 お目にかかれますのを楽しみにお伺いします。
                                                〜 藤原 真理 〜

【 日時 】  2012年2月7日(火) 19:00開演(18:30開場)
【 会場 】  神奈川県立音楽堂
【 料金 】  全席指定
        一般:4,000円  学生(24歳以下): 2,000円  [ シルバー券は完売 ]
【 出演 】  藤原真理(チェロ)
        倉戸テル(ピアノ)
【 曲目 】  ベートーヴェン : 魔笛の主題による12の変奏曲 作品66
        ベートーヴェン : チェロ・ソナタ 第2番 作品5-2
        カサド      : 親愛なる言葉
        グラナドゴス  : 歌劇「ゴイェスカス」より "間奏曲"
        シューベルト  : アルペジオーネ・ソナタ D821

【 お問合せ 】  チケットかながわ  TEL:045-662-8866 (10:00〜18:00)

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