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DTSTART;VALUE=DATE:20160611T100000DTEND;VALUE=DATE:20160626T190000DTSTAMP:20160604T014520ZUID:cotosaga.com/event/1551179CLASS:PUBLIC
CREATED:20160604T014520ZDESCRIPTION:弓手研平展~土の上に在る美~LAST-MODIFIED:20160604T014520ZLOCATION:福岡県福岡市中央区地行浜1-2-5 みぞえ画廊 福岡店SEQUENCE:0
SUMMARY:弓手研平展~土の上に在る美~TRANSP:OPAQUE
URL:http://18.179.212.46/event/1551179DESCRIPTION: 私の画業の大きな転換点となった、「日本国憲法の心を描く」シリーズ作品では、私たちの足元に当り前に在る「憲法」というモノを、人間社会と文化の原点を探るモチーフとして、5年がかりで絵画に表現しました。全110点が完成してから5年、私の作品は全てのモチーフが「土」の上に存在すると考え、相変わらず分厚いマチエールで油絵具を不器用にも1年がかりで重ね続ける地道な描法で描いています。草花も水も空気も器も生き物も、全てをその足元に当り前にある「土」から描き始めないと気がすみません。
今回、私が住む奈良県葛城市が相撲発祥の地という縁で、力士の稽古を取材しました。力士たちは、まわし一丁で「土」の上で汗を流し誇るべき文化を育んできました。それは実にシンプルで美しい人間の営みであると感じます。力士たちを描いて、「土の上のシンプルな美」を憲法作品以来、無意識のうちに探ってきたことに最近気づきはじめました。ますます分厚く、不器用にもひたすら絵具を重ねつづけながら、無駄を削りシンプルで深い美を発見したく思います。
「土」の上に逞しく生きる、北イタリアと南国ベトナムでの直近の取材ドローイングも、今回初めて油彩作品と合わせて出品させていただき、私の探し物を見つめてみたいと思います。どうぞご高覧ください。
弓手研平
略歴/1970年大阪府生れ。1996年大阪芸術大学美術専攻科修了。1997年昭和会展日動美術財団賞。一水会展佳作賞3回、新人賞(’95)、文部科学大臣賞(’13)。2009年損保ジャパン美術賞。
現在、一水会委員、研水会委員、日本美術家連盟会員など。END:VEVENT
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