BEGIN:VCALENDAR PRODID:-//cotosaga.com//cotosaga//EN VERSION:2.0 CALSCALE:GREGORIAN METHOD:PUBLISH X-WR-CALNAME: X-WR-TIMEZONE:Asia/Tokyo X-WR-RELCALID:"" BEGIN:VTIMEZONE TZID:Japan BEGIN:STANDARD DTSTART:19390101T000000 TZOFFSETFROM:+0900 TZOFFSETTO:+0900 TZNAME:JST END:STANDARD END:VTIMEZONE BEGIN:VEVENT DTSTART;VALUE=DATE:20240407T110000DTEND;VALUE=DATE:20240407T163000DTSTAMP:20240212T173517ZUID:cotosaga.com/event/1665291CLASS:PUBLIC CREATED:20240212T173517ZDESCRIPTION:セイチェント5:蘇るアリアンナ~講義と公開レッスンで再考するイタリア古典歌曲~LAST-MODIFIED:20240212T173642ZLOCATION:京都府京都京都市上京区寺町今出川上る常磐井殿町 543-1SEQUENCE:0 SUMMARY:セイチェント5:蘇るアリアンナ~講義と公開レッスンで再考するイタリア古典歌曲~TRANSP:OPAQUE URL:http://18.179.212.46/event/1665291DESCRIPTION:2015年結成以来、「セイチェントシリーズ」で音楽学と演奏の実践の協働を提案し、好評を博してきたThird Ear Projectが京都の老舗楽器店・音楽教室月光堂と共催でお届けする最新コンテンツ!!
今回のテーマはズバリ「イタリア古典歌曲」。声楽を学ぶ人なら必ず歌うレパートリーであるのみならず、一般の愛好家も、ペルゴレージの『ニーナ』、ジョルダーノの『カロ・ミオ・ベン』などカルーソーやパヴァロッティらの録音で一度はお聞きになったことがあるでしょう。しかしこの歌曲集にはいくつもの問題が潜んでいます!19世紀末、初版の編纂者が、作曲家の名前を間違ってあげていたり、自分の書いた曲にバロック時代の作曲家の名前をかぶせてそっと忍び込ませていたり(!)。おそらく一番の問題は、ここに収録されているのはバロック時代の楽曲なのに、ロマン派のようなピアノ伴奏がついていることでしょう。チェンバロやバロックチェロの伴奏でバロック声楽曲を歌う・聴く私たちは違和感を感じてしまいます。一体今、イタリア古典歌曲をどのように捉えればよいのでしょうか?


 このイベントでは講義と公開レッスンから、この問題に迫ります。まず、講義では「イタリア古典歌曲集」の初端に現れるモンテヴェルディ作曲『アリアンナの嘆き』(1608年)をケーススタディとして、21世紀の今、アリアンナをどのように『蘇らせ』ればよいのかを考察します。その過程で、今まで知られて来なかったモンテヴェルディと、『神曲』で名高いダンテとの意外な結びつきも浮上!最新の学術研究を基礎としながらも、まるで推理小説の謎解きのような面白さ満載の講義です。第2部では、公開レッスンをお受けになる方々に実際に「イタリア古典歌曲集」のレパートリーを歌って頂き、聴衆の皆さんとご一緒に演奏解釈の方法論とふさわしいテクニックを模索していきます。特にここではこういったレパートリーを「どう演奏するべきか」「どう聴くべきか」ではなく、「どのような可能性があるのか」というアプローチから前向きな試みをしていきます。
 「難しいのかな?」「怖そうかも」・・・そんなご心配は全くご無用です。これまでの「セイチェント」イベント同様、史料、画像をたっぷりお見せしながら、耳にも目にも楽しい「知的エンターテインメント」をご提供します。(イベントはお茶とお菓子つき。またお昼休みを挟みますので京都のお弁当もご案内します。お腹にもうれしい一日です!)END:VEVENT END:VCALENDAR