戦後、1945年の晩秋から、失われゆく草屋根の民家を描き続けた画家・向井潤吉(1901年から1995年)。向井は、日本各地を巡る旅の体験を綴った文章も数多く残し、それらには、訪れた土地での風景や人々との一期一会が、飾り気のない言葉で、時にユーモアを交えて語ら...
洋画家・宮本三郎(1905年から1974年)は生涯に二度渡欧し、西洋絵画の歴史や伝統を学びました。
1939年の初めてのパリでは、ルーヴル美術館で名画を鑑賞し、模写をするなどして、西洋絵画の真髄に触れ、マチスやピカソなど20世紀初頭の前衛絵画の影響を受けなが...
2019年は、画家・清川泰次(1919年から2000年)の生誕100年にあたります。清川泰次記念ギャラリーでは、今年度のふたつの展覧会を通じ、清川の約60年にわたる画業を2期に分けてご紹介します。
静岡県浜松市に生まれた清川泰次は、慶応義塾大学経済学部に進学し、...
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