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愛すべき日常が一瞬にして奪われたあの日。67年前の3月10日、忘れ得ぬ日はここにもあります。
激動の江戸末期に建てられ、東京大空襲の猛火に耐えた浅草の土蔵で、「あの夜」の惨禍を追体験するダンス公演『3.10 10万人のことば』。3月9日(金)〜11日(日)開催。 ダンス:鈴木一琥 音声構成:カワチキララ [公演概要] ダンス公演『3.10 10万人のことば』は、2005年以来毎年同じ日付、同じ場所で開催され今年で8年目になります。 1945年3月10日未明、一夜にして10万人の命が奪われた東京大空襲。 インタビューを重ね、カワチが編集した生存者の証言は、戦時下における人々のささやかにあたたかな日常と、そのすべてを焼き尽くした恐怖の夜を描き出します。 密室の板の間に30名限定の観客、体が触れるほどのわずかなスペースで踊る鈴木の肉体が纏うものは、その夜永遠に失われた「ことば」、そして67年の苦しみを生き抜いて来た人々の現在の「ことば」です。 会場となるのは江戸末期の浅草に建てられた土蔵を再生したアートスペース、ギャラリー・エフ。厚さ30cmの土壁が猛火から建物を守り、焦土にぽつんと立つ姿は空襲の記録写真にも残されています。 時と空間、そして表現の力によって現在に引き寄せられる「3月10日」を追体験する45分間です。 [入場]3,000円(1ドリンク付)[定員]各回30名/要予約 [会期 2012年] 3月09日(金)19:00 3月10日(土)15:00/19:00 3月11日(日)14:00* *『3.10 10万人のことば』制作チームは、2012年の3月11日 14時46分を土蔵の中で迎えます。 3.10 と 3.11、戦争と自然災害という違いはあれど、大勢の命が失われた忘れ得ぬ日に、追悼の場としてダンス作品を上演します(本公演とは内容が異なります)。 関東大震災、東京大空襲、東日本大震災を耐えた土蔵に「あの日」への想いとともにお集りください。 予約不要/参加無料。
※掲載情報について |
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