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これまでわが国の豊かな水は、飲料水や農業用水など、私たちの生活を支える貴重な水資源として重要な役割を果たしてきた一方、洪水などの災害や水質汚濁をもたらす原因でもありました。
水に関する関係5省(環境省、国土交通省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省)からなる「健全な水循環系構築に関する関係省庁連絡会議」から発せられた「健全な水循環系構築のための計画づくりに向けて」の中でも述べられているように、近年、都市への人口や産業の集中、都市域の拡大、産業構造の変化、過疎化・高齢化等の進行、近年の気象変化等を背景に、平時の河川流量の減少、湧水の枯渇、各種排水による水質汚濁、不浸透面積の拡大による都市型水害等の問題が顕著となってきています。これらの問題は、浸透機能の低下や地表水と地下水の連続性の阻害等といった、水循環系の健全性が損なわれていることに起因しており、流域全体を視野に入れた水循環系の健全化への早急な対応が求められています。このため、流域で起きている水循環に関する現象を把握するためには、地表水、地下水を一体のものとして扱うことが必要となります。 この度は、水循環シミュレーション技術の普及を進めている株式会社地圏環境テクノロジー代表取締役の西岡哲氏と、公益社団法人リバーフロント研究所の柏木才助氏にご講演いただくことといたしました。本講演会では、「空間三次元と時間軸で流域の水循環象をまるごと描き出す、統合型水循環シミュレータ」の紹介と、「相模川、木曽川、白川等を例に、表流水、地下水一体の流域水管理を目指した検討の取り組み」について、紹介していただきます。 お申し込みは下記サイトから申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上025-281-0001までFAXしてください。 http://midori-mizube-daichi.org/news/20120926/ 皆様からの数多くのご参加をお待ちしています。
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