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学生時代を町田で過ごした直木賞作家・道尾秀介(1975-)。当時から既に小説家を目指していた彼が2009年に第62回日本推理作家協会賞を受賞した『カラスの親指-by rule of CROW'S thumb』が11月23日(金・祝)から映画として公開されます。監督は伊藤匡史、主人公の中年サギ師・武沢竹夫を阿部寛が、相棒の入川鉄巳を村上ショージが演じています。
本展は従来「映像化は不可能」と言われてきた道尾作品の映画化を記念して開催する「作家・道尾秀介」全国初の展覧会です。 デビュー作『背の眼』から最新作『ノエル-a story of stories-』まで、常に「自分が読みたいものを書く」という一貫した創作姿勢から生み出される作品は、家族・友人の間で起こるささいな感情のもつれや、現代社会の歪みから派生するさまざまな事件とその背景にある人間像を細やかに描くことで、深い余韻と明日への希望を感じさせます。 「文章でしか描けないものが、この世にはある」と信じ、ひたすらに「小説の可能性」を追求する道尾作品の魅力を、ぜひご覧ください。 本イベント提供者
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