岩崎ミュージアム第314回企画展 「版の境界線・変容と再生」展＜日米7人の作家による現代版画展＞

現代版画は様々な思考のもと、様々な技法、表現により存在している。

今回の６組（７人）の作家はモノタイプ、エッチングインスタレーション、コンピュータグラフィクス、シルクスクリーン版による平面作品、木口・板目木版、和紙とセラミックスコラボレーションなど、それぞれの版種によって新しい版画世界を展開し、固定化された版概念を捨て、その境界を越えて版画の再生を試行している。 沈滞化する現代版画、閉塞感漂う現代社会において版画に一体何が出来るのかそれぞれの作家が自己に問いかける。 「版表現の現在と可能性」を今回は国境を越えて、問題を共有する作家の参加によって、よりいっそう版画の広い世界を楽しんでいただければ幸いです。


【日時】2012年10月24日(水)～11月4日(日)
　　　　9:40～18:00（入館は17:30まで）
【入館料】一般300円／小中学生100円
【会場】岩崎ミュージアム
〒2310862　横浜市中区山手町254
TEL：045-623-2111
http://www.iwasaki.ac.jp/museum/index.html


■望月 厚介
■清野 耕一
■西川 肇一
■吉田 秀司
■正井　尊
■ Magda De Jose
■Andrew Kennedy