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寄贈コレクションのみで近代俳句のあゆみをたどるシリーズの第二回目。前回は正岡子規をはじめ日本派からホトトギス派を、いわゆる伝統俳句を中心に紹介しました。今回は、正岡子規の没後、俳句と書に自由な発想を求めた河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)をはじめ、その門人で五・七・五のリズムをくずした自由律俳句の中塚一碧楼(なかつかいっぺきろう)や荻原井泉水(おぎわらせいせんすい)らが登場します。昭和初期には、水原秋桜子(みずはらしゅうおうし)が俳誌「馬酔木(あしび)」により反伝統主義の俳句運動である「新興俳句(しんこうはいく)」を興し、そこからは加藤楸邨(かとうしゅうそん)や石田波郷(いしだはきょう)などのすぐれた俳人が輩出しました。また、現代俳句に大きな流れを作った山口誓子(やまぐちせいし)やその門下の西東三鬼(さいとうさんき)や橋本多佳子(はしもとたかこ)、そして第一回現代俳句女流賞を受賞した桂信子(かつらのぶこ)など、総勢80名にのぼる俳人をとりあげ、直筆作品や句集を紹介します。
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