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民主化に向けて大きく前進していると言われるビルマ(ミャンマー)。
一方で、同国西部のアカラン州では、大規模な地域紛争が起こっています。 この根底にあるのがいわゆる「ロヒンジャ」問題ですが、一体このロヒンジャ問題 とは何なのか?現状はどうなのか? どのように解決を模索すればいいのか? 長年にわたってビルマ全土を歩き取材を続けてこられたフォトジャーナリストの 宇田有三氏が、独自の視点でこの問題を読み解きます。 ◆<宇田有三氏 プロフィール>1963年神戸生まれ。中東の紛争地エルサル バドルの取材を皮切りに取材活動を開始。現在、東南アジアや中米諸国を中 心に軍事政権下の人びとの暮らし・先住民族・世界の貧困などの取材を続け る。神戸大学大学院国際協力研究科修了 【日時】 2012年12月9日(日) 14:30~(開場 14:00) 【会場】 アムネスティ・インターナショナル日本・東京事務所 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-12-14 晴花ビル7階 電話 03-3518-6777 *都営地下鉄・新宿線「小川町駅」、東京メトロ・丸の内線 「淡路町駅」、東京メトロ・千代田線「新御茶ノ水駅」の B5出口(3線共通)から徒歩1分 JR御茶ノ水駅 聖橋口から徒歩6分 http://www.amnesty.or.jp/about_us/access.html 【参加費】 500円 ※事前のお申し込みは不要です 【主催】 公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本 ビルマチーム 【お問い合わせ】 アムネスティ・インターナショナル日本 ビルマチーム http://www.amnesty.or.jp/get-involved/act/team/burma.htmle-mail:aij.burma@gmail.com または、 090-7182-5594 (くまざわ)まで ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ビルマ(ミャンマー)の西、バングラデシュと国境を接するラカイン州で2012年5月末に起こった事件は、ラカイン人やロヒンジャの人びとに100名近い犠牲者と数百人を超える負傷者を出し、改めて「ロヒンジャ問題」を注目させることになった。 事態はその後、いったん沈静化した。 だが、同じラカイン州で10月の半ば、今度は「反イスラム」という形で再度、80名を超える死者を出す事件となった。 このロヒンジャ問題は、民族対立や宗教対立と報道されるだけで、その問題の背景はあまり伝えられていない。イスラームを信奉し、自らをロヒンジャと呼ぶ人びとの集団は、 どうしてそのような名乗りをするようになったのか。 昨年来の政治的・経済的な改革が謳われるビルマ(ミャンマー)であるが、国内におけるムスリムに対する構造的な差別や軍事政権時代からの抑圧体制は、実はそれほど変 わったとはいえない。また、ビルマやバングラデシュにおけるロヒンジャの人びとの存在はそれぞれの地域でどのように位置づけられているのか。 さらに、これまであまり伝えてこられなかったバングラデシュに暮らすラカイン仏教徒たちの実情はどのようなものなのか。 これまであまり伝えてこられなかったロヒンジャ問題を、取材者の目線で解説する。
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