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<1>都内私立大学病院本院の職員が患者・患者家族などから受ける院内暴力の実態
(私立大学病院医療安全推進連絡会議共同研究) 東京慈恵会医科大学 葛飾医療センター 師長 岩尾 亜希子(いわお あきこ)氏 【13:00~14:30】 私立大学病院医療安全推進連絡会議では、職員が安全に働くための環境を整備する事を目的に2011年に都内私立大学附属病院本院に勤務する全職員29,065名を対象に質問紙による調査を行った。その結果、回収率は78.6%で過去1年以内に院内暴力を受けた人は44.3%だった。更に暴力が原因で「退職したいと思った」が3.7%(1,159名)、「死にたかった」が0.2%(58名)いるにもかかわらず個人の対応としては、我慢や謝罪をしている現状が明らかになった。今回は、この調査結果を報告する。 1.院内暴力調査の背景・目的 2.院内暴力調査の対象・方法 3.院内暴力を受けた経験・内容・相手・感情について 4.院内暴力の原因と個人・組織の対応 5.院内サポート体制 6.今後の課題 7.事例紹介 8.質疑応答 <2>患者さんはなぜ怒る!!悪質クレーム・暴力の対応 学校法人慈恵大学 法人事務局 総務部 渉外室 顧問 横内 昭光(よこうち あきみつ)氏 【14:40~17:00】 かつて警察在職中、「病院から、暴力の被害を受けた」と訴えを受理したことがない。しかし、現実は多くの病院で、しっかりした悪意ある暴力が年に数件起き、その顛末は「ガマン」と太く書かれた精神入魂棒で職員は抑えられている。「病人だから」、それで良いのでしょうか?腰の引けない医療を実践・実現するため悪質クレーム・暴力の原因と対応方策を紹介する。 1.警察OB(院内交番)の働き 2.暴力・悪質クレームの原因 3.実例暴力事件 4.看護の現場からの声 5.暴力・悪質クレームの対応策(かんたん離脱術含) 6.質疑応答 本イベント提供者
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