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2009年の初開催以来今回で5度目を数える轟美重音フェスが、3年振りに2デイズで開催。2日間とも に濃厚な世界観で見せる。
初日に登場するBoris / envy / MONOの 3バンドは、いずれも昨年から今に掛け、自身のキャリアに傑作として刻まれるであろう新作をリリース、精力的にワールド・ツアーを行 っている。国境と属性を超え自分達だけで掴み取った賞賛と賛同は更に拡がるばかりだ。3者揃い踏みは2011年の『leave them all behind』以来実に4年振り。公私共に通じ合う良き同志でありながら、この3バンドが一度にラインナップに連なることは、恐らく『leave them all behind』以外では起こらない。オリジネイター達の気高さと、お互いを高め合う相互作用を一瞬たりとも逃さずご堪能いただきたい。 2日目は日本のヘヴィ・ミュージック / アンダーグラウンド/シーンで類似性の無い特別な孤高さを見せる4者が集結する。唯一無二という形容すら生易しい音のうねりを一身にまとう異端の先端BLACK GANION、最新作『表現』でワールドワイド・デビューを飾ったポスト・ブラックCOHOL、キャリアに裏打ちされたブルータル・グラインド・サウンドが混沌を呼ぶDISGUNDER、ノイズからハードコアを突き抜け無意味な音楽を死体化する東京エクストリーム最先端ENDON。大会場のサウンド・システムを駆使し、インテンス且つ危険なものを放出する彼らに死角は存在しない。 強力な日本勢に混じり、今回唯一の海外アクトとして参加するのはSUMAC。Aaron Turner (OLD MAN GLOOM ex. ISIS)、Brian Cook (RUSSIAN CIRCLES ex. BOTCH)、Nick Yacyshyn (BAPTISTS)という超絶トリオが鳴らすのは、初期ISISを思わせる強烈テクニカル重音だ。ISIS解散以降、自身のリーダー・プロジェクトではヘヴィロック的アプローチを完全に封印してきたAaronが、遂に伝家の宝刀を抜く。これは北米以外では全世界初のライブであり、万全の態勢で両日ともプレイする。 漆黒世界に鋭い光をかざすイメージ。出演バンドそれぞれが光度の高さと拡がりを見せつける2日間、気力体力と聴力の限界に挑戦だ。
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