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十代の頃からパンクバンドのドラマーとして世に華々しく登場して以来、"Blankey Jet City" (2000年解散)での活躍は言うに及ばず、その後もロック・インストの先駆者となった"LOSALIOS"。また海外アヴァンギャルド・ミュージシャンたちとのセッション作品の発表 (Buck Jam Tonic)や、奇跡的に復活を果たした"FRICTION"への参加など。中村は音楽のジャンルに捕われることなく、且つ自身のドラムスタイルは不変の姿勢を貫き、常に新たな可能性についての探究を続けてきた。近年では仲井戸麗市(g)を擁してのR&Rバンド"the day"(2012年結成)や、斉藤和義(g)との"MANNISH BOYS"などで自身の唄声も披露している。一方で異形の相手である画家の黒田征太郎や、舞踊家の田中泯との演目ではドラムの独奏だけで音楽を成立させるなど、そのスタイルは誰が相手であっても等しく。まさに十代の頃と同じ、相変わらずの天衣無縫ぶりを遺憾なく発揮している。
そんな中村達也が来年の1月4日に50歳を迎える。その周年記念として、現在、中村が関わっていて活動が可能なバンド、及び演目の公演を、来年の1月に都内各所で一気に開催することが決定。中村の誕生日である1月4日から始まり、最終日の1月31日まで全9公演。題して「中村達也 ナイン・ソウルズ -アニバーサリー オブ ドラムビースト-」。ロック、ポップ、ジャズ、スィング、アヴァンギャルド、パンク etc… その内容はまさに百花繚乱の様相を呈し、改めて"中村達也"というドラマーの奥深さを感じることができるだろう。2月には名古屋と大阪にて1日づつバンドを厳選した内容での公演も開催される。
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