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園芸学とウイルス学の異分野融合研究会
【概要】 園芸作物における病害は、栽培種の多様さや研究資源としての扱いにくさから、未だ原因不明のものが多い。特にウイルス性病害については、極小な病原体であることや、病原性の証明が困難であるために、病害防除の大きな障壁となっている。 近年の分子生物学の発展により、ウイルスは比較的見つけやすくなっている一方で、その取り扱いに困る場面も増えている。例えば、次世代シークエンスを用いたゲノムやトランスクリプトーム解析によってウイルス様配列が頻繁に見つかっている。 また、公設試験研究機関では個々の業務が過剰であるために、本来は病害担当者が取り組むべき課題であっても、園芸学会をフィールドとする栽培や育種の担当者が対応に追われている社会的な背景もある。 このような現状から、本小集会では、ウイルス学分野の新たな技術や研究への利活用方法の情報を共有することで、我が国の農業の発展に資する園芸学の分野の中で課題を見出し、また園芸学の洗練された技術と融合することで、効率的な課題の解決の一助とする。 【会場】 プロミティあつぎビル 8階 会議室 (神奈川県厚木市中町4-16-21) 【参加】 どなたでもご自由に参加できます (事前登録不要、参加費無料) 【プログラム】 講演1 「革新的人工核酸結合タンパク質を用いたウイルス不活性化技術の確立と社会実装」 世良貴史 氏 (岡山大学) (未定) 講演2 「網羅的ウイルス検出技術の開発」 舘田知佳 氏 (岩手生物工学研究センター) 講演3 「Plant viral dsRNA enrichment kit の紹介」 株式会社医学生物学研究所 講演4 「ウイルス検査事業の紹介」 株式会社ファスマック 講演5 特別シンポジウム 「敵か味方か? ~植物ウイルスと花卉園芸の深ーい関係~」 小松 健 氏 (東京農工大学) 講演6 「園芸作物の品目に合わせたウイルスベクターの構築」 田﨑啓介 氏 (岩手生物工学研究センター) 講演7 「ウイルスを利用した花き園芸植物の遺伝子機能解析の利点」 中塚貴司 氏 (静岡大学) 世話人:関根健太郎 (琉球大学 農学部 植物病理学研究室) 【共催】 園芸学会 平成28年度春季大会 小集会 革新的ウイルス対策技術分野叡智共有化プラットフォーム 公益財団法人 岩手生物工学研究センター 第2回「DECS法ワークショップ」 【協賛】 株式会社ファスマック 株式会社医学生物学研究所(MBL) 【参考】 農林水産省「革新的技術創造促進事業(異分野融合共同研究)」:理学・工学との連携による革新的ウイルス対策技術の開発(研究拠点:岡山大学) http://www.okayama-u.ac.jp/user/ibunyapj/index.html 【お問い合わせ先】 琉球大学 農学部 植物病理学研究室 関根健太郎 Tel:098-895-8728 e-mail:k-sekine@agr.u-ryukyu.ac.jp http://www.jshs.jp/modules/meeting/index.php?content_id=21#1 本イベント提供者
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