|  
注目度:  0.17 | 
  国内はもとより、海外の多数の映画祭で作品が上映され、その才能が世界で注目されるアニメーション作家・榊原澄人(1980-)。 本展では、イギリス ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの修了作品である《神谷通信》(2004)をはじめ、文化庁メディア芸術祭において大賞を受賞した《浮楼》(2005)、絵巻のような長尺の画面に壮大な人間ドラマが繰り広げられる《É in Motion No.2》(2013)、作家の頭蓋のメタファーであり宇宙を思わせるドーム天井への映写を念頭に作られた《Solitarium》(2015)など、かつてないスケールで展開される意欲作に加え、最新作である郷里北海道で撮影された実写映画《Rapollo》(2016)にいたるまで、その全貌を紹介します。 時間の圧縮、動きの反復、モチーフの変形というアニメーションの特性を巧みに織り込み世界を高みから俯瞰しつつ紡がれた物語は、まるで古代ローマの詩人オウィディウスが編んだ『変身物語』のように、物事の原初や人の運命を私たちに気づかせてくれます。 気鋭の作家として名を馳せながらもこれまで代表作がまとまって紹介されることのなかった榊原澄人の、美術館で初となる待望の個展です。 本イベント提供者 
 この近くで行われる他のイベント | ||||||||
|  | 
 掲示板を読み込み中です....
掲示板を読み込み中です....