浅草今昔展

信仰から娯楽、文化の発信地「浅草」に迫る！

2008年は、戦災で焼失した浅草寺本堂の落慶から50周年、戦後の復興に尽力した浅草観光連盟の創立60周年となる記念の年です。そこで本展では、「第1章　浅草のあゆみ」、「第2章　浅草寺とその寺宝」、「第3章　浅草の賑わい」、「第4章　浅草の近代」の4章構成で、浅草の歴史をご紹介。人々の信仰を集めていた浅草寺からは、「陣幕土俵入り」などの大絵馬、浅草の象徴ともいうべき浅草神社の宮御輿三基などを展示します。浅草はまた、近代に入ると、庶民の娯楽の中心としてにぎわっていました。当時の資料から、文化の発信地としての浅草の姿にも迫ります。

＜特設　三社祭＞
浅草の年中行事の中でも、最大の賑わいを見せる三社祭。その三社御輿を、展覧会に先行して9月9日（火）〜展示公開します！神輿の荘厳さとその迫力をぜひご堪能ください。

写真左：絵馬「陣幕土俵入り」歌川国輝画　1867年　浅草寺蔵
写真右：「狂言猿若人形額」二代目勘三郎奉納　1664年　浅草寺蔵