サンスクリット講座

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2019119() 14:0018:00 終了しました
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 YOGAを『ヨガ』と発音するのか『ヨーガ』と発音するのかで、あなたがやっているYOGAが欧米経由のものなのかインドの原典に近いところからのものなのかがわかります。もっと言えばフィットネスの文脈でYOGAを語るのか、自分が世界や宇宙と同一の存在としてのYOGAを語るのかもある程度想像が付きます。
 またYOGAのいろんなポーズのことを『アサナ』と呼ぶか『アーサナ』と呼ぶかは、もっと「本質的なことを知っているのかどうか」を周りに公表しているようなものと言ってしまえるのです。それは何故か?サンスクリットでは基本的に短母音の ‘ア’ は否定を表します。それも強い否定です。八支則のヤマに含まれる非暴力は『アヒンサー』といいますが、それは『ヒンサー』(暴力)に対する強い否定を表し、直接の暴力だけでなく言葉による暴力、他人の暴力を見て見ぬ振りをすること、憎しみ等の思考を起こすことも否定するのです。つまり『アサナ』と言うと『サナ』(御供物)を強く否定する。という意味になってしまうのです。(なんだか意味の通じない言葉ですね)
 他にも例えばシャラバーサナのシャラバをバッタと訳すかイナゴと訳すかでそのアーサナのイメージが変わります。サンスクリットでいえばシャラバのシャはシャンティのシャと同じ文字(*1)ですが、シャンティ(平安)とは、蝗害(コウガイ:イナゴによって何もかもが食い尽くされる自然災害)が発生した後、動く物が何も無いような静けさを表します。本来ハタヨーガでは種々のイメージを用いてアーサナ・ムドラー・瞑想等を行うので、言葉の持つイメージはとても大切なものなのです。
 いかがでしょう。単なる一音ですが背景を知ることで、よりYOGAが深まると思いませんか。YOGAや印度哲学を伝えてきたサンスクリットを学ぶことで、もっと人生を豊かにすることが出来るはずです。

*1:サンスクリットでは日本語の『さ』の段に相当する音は3種類有ります。上記のシャラバ、シャンティ、シヴァに使われるシはशि、ヴィシュヌ、クリシュナ等のシはषि、シンハーサナのシはसि と書きます。

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