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今年一年を振り返りつつ、新しい年へと思いをはせるこの時期。お世話になっている方へのご挨拶にさしあげたいもの。お迎えする方へのおもてなしや、日々のくらしのなかにしつらえたいもの。 ハレの日を迎え、ふだんの生活に彩りをそえてくれるようなおめでたいものを中心に、個性豊かな9名の作家による、あでやかでありながら和の奥深さを感じさせる、そんな作品をご紹介します。 【小倉充子(てぬぐい)】 江戸町人文化を独自の視点で切り取り、浴衣、下駄、てぬぐいを制作。図案や型彫り、染色まで一貫して行う作品は圧倒的な存在感を放ちます。 【木下宝(ガラス)】 透明なガラスにさりげなくあらわれる豊かな表情。器の外側と内側でうまれる輪郭の美しさが、手にした時にまっすぐ伝わるように、そんな思いで生み出されるシンプルな器たち。酒器を中心に、時間を豊かにしてくれる作品をご紹介します。 【柏木江里子(紙)】 ぽち袋や一筆箋、箸袋、のし紙などのアイテムをモダンに表現した和のデザインは、懐かしさやあたたかさと同時に現代的な新しさを感じます。 【出口ふゆひ(青磁)】 磁器を使い、染め付け、青磁、白磁などで普段使いの器を中心に制作。今回は青磁を中心に、釉と造形が生み出す作品の美しさを感じてください。 【宮下智吉(漆)】 特別な日に限らず、普段の生活でも、漆の器を使ってほしい。ごはんのことを考えた器と、器を囲むまわりの生活の空気感。そのどちらも作り出せるよう、生地づくりから塗りまで一貫して行っています。 【佐々木忍(磁器)】 手のひらサイズの磁器で、江戸庶民の暮らしぶりや動物をモチーフに、日常の活気ある風景を表現。思わずため息と笑みが出てしまう、その凝縮された世界観を感じてください。 【原敬子(干菓子、お茶)】 京都在住のフードコーディネーター。伝統の良さを学び丁寧に暮らすことをテーマに、書籍や雑誌、TVCMのスタイリングを手掛ける。今回は、初春のおめでたさ・冬のモチーフをおりまぜた干菓子と、京都椿堂茶舗の大福茶をご紹介します。 【新道工房(陶)】 「ルーツ」「スタンダード」をテーマに、現代生活において使い勝手のいいもの、時代を超えて永く愛されるものを制作。そば猪口や丸皿など、おもてなしにもふさわしい、おめでたい紋様の作品を中心にご紹介します。 【石川悦子 p e b b l e 印房(陶磁、石のハンコ)】 つい拾ってしまう小石のように、何でもないけれど、何かを感じる、そんなハンコを目指し制作を行う。今回はおめでたいものをモチーフに、「紋」風のハンコを制作。お正月以外でも、「封印」や「名刺」などにぜひご利用ください。
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