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【賞について】
木村伊兵衛写真賞は、朝日新聞社が、戦前・戦後を通じてわが国の写真の発展に多大な貢献をされた故木村伊兵衛氏の業績を記念し、1975年より制定した国内屈指の写真賞です。その年に優れた成果をあげた「新人」写真家を対象にしており、これまでも多くの新進気鋭の写真家を輩出し、写真界において高い評価を得ております。 2004年(第29回)より、コニカミノルタプラザにおいて受賞作品展を継続開催しており、第34回木村伊兵衛写真賞は、浅田政志氏の「浅田家」に決定いたしました。 浅田政志写真展「浅田家」 2002年より、「浅田家」シリーズの展示を継続して行っている浅田氏。テーマは「家族」。今回の展示は、対象作となった写真集と同様に、家族4人が消防団、ラーメン屋、学校、選挙カーなど、どこかで目にしたような様々な場面の他者を演じるなりきり写真と、撮影のあいまでの普段の家族の光景を撮影した作品で構成します。休日に集合し、家族で話し合い、考え、演じる。その作風は、思わず笑いを誘うが、瞬間を切り取るために費やしたエネルギーは、かなりものと言えるでしょう。作者は、写真の持つコミュニケーション力を発揮し、自分たちの考える最高の1枚を求めて、いくつものシチュエーションで撮影。その作品の数々から、現代の家族像が浮かび上がる。 【受賞者略歴】 浅田政志(あさだ・まさし) 1979年 三重県生まれ 2000年 日本写真映像専門学校研究科卒業 2003年 東京へ 2004年 スタジオフォボスに勤務 2007年 写真家として独立
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