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 脇田和(1908−2005)は身近なものにモチーフを求め、色彩豊かに描いた作品で知られます。本展は10代後半、ベルリンに留学していた頃の人体デッサンを初めとし、油彩画の数々、また版画なども含めて展示、約80年にわたる画業において脇田が探求し続けた絵画の全容を知ろうとするものです。画家が愛する世界をよく示すものとして、子ども、鳥、花、洋服といったモチーフを取り上げます。また人物や静物を中心に据えた絵画から中心となるモチーフが全体に溶け込んだなかでの画面構成の試みや、対象の堅牢なフォルムを保ちつつ進展する抽象化、色彩の重層化、マチエールの探求などにも焦点をあて、脇田芸術の魅力を掘り下げます。 
常設展(会期は7月5日(日)まで)では収蔵品より猪熊弦一郎の作品を展示します。 (画面上)脇田和「二人」1942年 脇田美術館蔵 (画面下)脇田和「緑雨」1985年 脇田美術館蔵 
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