コレクション展「旅」第2部「異郷へ」写真家たちのセンチメンタル・ジャーニー

1970〜80年代に発表された写真作品から

本展は、東京都写真美術館のコレクションより、「旅」というテーマから生み出された写真作品を3部構成で紹介するシリーズ展です。第2部では、1970〜80年代前半に発表された戦後世代の日本の写真家たち（荒木経惟、秋山亮二、森山大道、柳沢信、須田一政、内藤正敏、北井一夫、牛腸茂雄、土田ヒロミ）の作品を一堂に展示。そこに写された風景は、有名な観光地から誰も行かない山奥、ありきたりの街並みまで、作家たちの旅の一瞬一瞬が残されています。作品を通じて、旅をしながら写真家は何を求め、何を見つけたのかを探ります。

【フロアレクチャー】
担当学芸員による展示解説を毎月第2、第4金曜日、各14:00より行います。

写真：荒木経惟　「センチメンタルな旅」より　1971年