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現代の、そして未来を開く生命科学研究分野として注目される「神経・記憶・長寿」に関する講演会を企画しました。当該分野の最前線でご活躍される3人の研究者にご講演していただきます。一人目は神経科学の第一人者である徳島文理大学香川薬学部の桐野豊教授に、「生命科学と社会」と題して、二人目はブルーバックスなどでおなじみの東京大学大学院薬学研究科の池谷裕二准教授に、「記憶のしくみ―アセチルコリンと薬の不思議な関係」と題して、三人目は世界一受けたい授業にも出演されました徳島文理大学香川薬学部の三井洋司教授に、「命の継続性を考える:寿命の起源と再生力から」と題して、高校生を含めた一般の方に理解していただけるように、それぞれわかりやすく解説していただきます。多くの方々のご参加をお待ちしております。
プログラム 司会: 佐藤高則 (徳島大学総合科学部) 13:30 開会 13:30-13:40 挨拶と生物物理学会の紹介 (日本生物物理学会中国四国支部長 桐野 豊) 13:40-14:20 徳島文理大学学長 桐野 豊 「生命科学と社会」 生命科学の知識は、我々が自分の健康を自分で守るために必須であり、また、遺伝子診断、臓器移植、再生医療等の先端医療のあり方を深く考え、議論し、決定していくためにも必須です。このように、生命科学の知識は、個人にとっても社会にとっても必須であり、現代人に必須の教養となりました。生命科学は、我々人類の過去、現在、未来(我々はどこから来たのか、我々は何であるのか、我々はどこへ行くのか)を指し示す羅針盤とも言えるでしょう。 14:30-15:20 東京大学大学院薬学系研究科 池谷 裕二 「記憶のしくみ─ アセチルコリンと薬の不思議な関係」 薬はいつどこでどんなふうに生まれたのでしょうか。薬がどんなふうに活用され、どんなふうに人の役に立ってきたのかを、アセチルコリンを例として概観してみましょう。記憶との関係についても解説します。 15:30-16:20 徳島文理大学香川薬学部 三井 洋司 「命の継続性を考える:寿命の起源と再生力から」 無限寿命だった生物は性の進化に伴って、体が寿命を持つように成りました。細胞の寿命はテロメアの短縮に起因しますが、その再生力の衰えと老化は、がん化を防ぐ役割を果たすようです。先端科学の進展のもと各個人の体細胞の再生力を完全に復活させ、移植も可能になるでしょう.今や新しい生命観を持ち、自分の生き方、寿命を選択する時代に来ています.これらを研究例と進化の歴史を踏まえて、動画を交えながら紹介します. 16:30 閉会 入場無料 事前申し込み不要 お気軽にお越しください。 オーガナイザー:日本生物物理学会年会実行委員会 (日本生物物理学会中四国支部会員) 後援:徳島新聞社、徳島文理大学、徳島大学総合科学部地域交流支援室
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