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[画像左] 《ウェヌス像》パロス島(ギリシア)産大理石、彩色の痕跡/高さ90.4cm (台座を含まない)、最大幅43.5cm、奥行27.0cm/ポンペイ、I, 2, 17、中庭に面した壁がん/前1世紀/ナポリ国立考古学博物館蔵/© Luciano Pedicini / Archivio dell'Arte
[画像中央] 《アキレスとキローン》フレスコ/125.0×127.0cm/エルコラーノ/後1世紀半ば/ナポリ国立考古学博物館蔵/© Luciano Pedicini / Archivio dell'Arte [画像右] 《イルカのモザイク》白色石灰岩と黒色大理石のモザイク片/158.0×232.0cm/ボスコレアーレ、「ピサネッラ荘」、N室 (テピダリウム)/後1世紀/ボスコレアーレ考古陳列館蔵/© Luciano Pedicini / Archivio dell'Arte ポンペイ遺跡 フォルム(公共広場) ポンペイ展 世界遺産 古代ローマ文明の奇跡 西暦79年8月24日。イタリア南部、カンパニア地方にそびえるヴェスヴィオ山が大噴火しました。ポンペイやエルコラーノなど周辺の街々は、一昼夜にして 火山灰の下に埋没し、当時の姿を残したまま、 およそ1700年の眠りにつきます。18世紀 半ばになると発掘作業が本格化し始め、この 一帯に再び光が当たることになりました。ローマ帝国が最盛期を迎えつつあった時代の、人々の生活の 様子をまざまざと伝える ポンペイは、後世の人々にとってまさに、古代ローマ人の息吹を 感じさせる「奇跡の街」となったのです。 本展覧会では、ナポリ国立考古学博物館の全面的な協力のもと、ポンペイからの出土品を中心に、日本初公開を含む壁画、彫刻、工芸品、日用品など約250点を紹介します。家々を飾った色鮮やかなフレスコ画をはじめとして、イタリア国外へは初出品となる約60点の銀食器群、ポンペイの郊外にある別荘から出土した浴槽および給湯システム、その床面を飾っていたモザイク画の展示は、本展 の見どころのひとつ です。豪華な宝飾品、 凝った意匠の家具や調度などからは、当時の富裕者たちの生活水準の高さがうかがえ、生きることを楽しむ古代ローマ人の姿が浮かび上がります。 会 期: 2010年3月20日(土)〜2010年6月13日(日) 木曜休館 時 間: 10時〜18時 (金曜、4月29日〜5月5日は20時まで。入館は閉館の30分前まで。) 会 場: 横浜美術館 料 金: 一般1,400円、大学・高校生1,100円、中学生800円 お問合せ: 03-5777-8600(ハローダイヤル)
※掲載情報について |
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