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東京都港区の在日フランス大使館は、日仏交流150周年を機に、敷地内に新館を建設。日本国内におけるイメージの刷新と活動の活性化、戦略的パートナーとの関係強化などを目指し、これまで都内のオフィスビルに入居していた部署も大使館に入居することとなった。
11月上旬には大使館機能の移転が完了し、大使館旧館の取り壊しが目前に迫っているが、2010年1月31日(日)まではこの旧館に入館できる最後のアートイベント「No Man's Land(ノー・マンズ・ランド)」が開催中だ。 「No Man's Land」に参加しているのは、国際的に評価されていたり、頭角を現し始めた日仏のアーティストや、様々なクリエーション活動に携わる学生達。 そのジャンルもヴィジュアル・アートからファッション、デザイン、建築など多彩で、日本からは写真家のHIROMIX(ヒロミックス)や、俳優の伊勢谷友介、建築設計事務所の“みかんぐみ”などが参加している。 展示される作品は、大使館が解体されるからこそ実現できるウォール・ペインティングや、解体廃材を用いて創ったオブジェなど。一般的な美術館では考えられない、こんな機会だからこそカタチになった作品だろう。 これらは事務室、廊下、資料室、階段、地下室、中庭などのあらゆる空間に展示され、中にはイベント期間中も創作活動を続けるアーティストもいるとのこと。 「No Man's Land」ではカフェテリアやブックショップ、子供向けのワークショップなども予定。時代の流れと共に変わる風景の中で行われる特別なイベントなだけに、たまにはアートに触れてみようという人も気軽に遊びに行ってみては? 開館は木・日が10時~18時、金・土が10時~22時、毎週月~水は休館。
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