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1年間のロンドン留学から帰国した長塚圭史。『アンチクロックワイズワンダーランド』では、劇空間における「言葉」の可能性を提示し、あらたな一歩を踏み出しました。その長塚圭史が帰国後初の翻訳作品の演出に挑みます。
パルコ劇場×長塚圭史翻訳劇演出四作品目として、イギリス人作家サイモン・スティーヴンスの『ハーパー・リーガン』を演出します。これまで彼はパルコ劇場で、マーティン・マクドナー作品を三作演出してきました。マクドナー作品がアイルランドという「閉ざされた環境=田舎」の中で起こるドラマだとするならば、サイモン・スティーヴンスの本作品は「都市」という大きな環境の中で生きる私たちの心の闇と救済を描いています。1年間日本を離れ、ロンドンという「都市」で、多くの人々、様々な演劇的事件と出会った長塚圭史が、そこで吸収してきた「何か」をこの『ハーパー・リーガン』を通して提示します。 主人公ハーパー・リーガン役には久々の舞台出演となる小林聡美。他キャストには山崎一、木野花、大河内浩、福田転球ら、多くの演出家から絶対なる信頼を集める俳優に加え、舞台・映像分野で活躍著しい美波、オーディションで選ばれた間宮祥太朗。個性的な俳優陣がハーパーの人生に関わる人々を演じます。どうぞご期待ください!
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