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西山康三郎はGe展などで抽象的・先鋭的な作品を精力的に発表し続けている現代美術作家です。モノクロを基調としたそれらの作品は、鋭い感覚に裏打ちされた明快な作風で、高く評価されてきました。
一方で西山氏は早くから版画の制作に携わり、木版の作品を発表してきました。モダンアートとは異なり、版画作品では一貫して日本の民家や町並みなどを具象的に表し、暖かく情感のただよう作品を発表してきました。 さらに西山氏には木彫作家としての一面もあります。氏の木彫作品は家族のために、制作されたものであり、ごく親しい人々にのみ知られておりました。美的感覚と遊び心に満ちたこれらの木彫作品には、アートのある暮らしの楽しさを教えてくれます。 現代美術とともに、これまであまり紹介されることのなかった木彫作品を含めた今回の展示により、西山康三郎の作品の魅力を発見していただければ幸いです。
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