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陶芸家ルーシー・リーの大規模回顧展、ルーシー・リー展は8月7日(土)から9月26日(日)まで益子陶芸美術館で開催されます。
ルーシー・リーの作風は、制作地によって大きくふたつに分けることができます。ひとつは、工業美術学校に入学し、作家として活動を始めたウィーン、そしてもうひとつは、1938年以降ほとんどの時間を過ごしたロンドンです。 ウィーンで、ルーシーは、土や釉薬の性質を知り、時には果てしないとも思われる釉薬テストを繰り返しながら、技法と制作の両面において独自のスタイルを模索していきます。この時代に制作された作品には、3つのタイプ(1.ウィーン工房、2.前溶岩釉、3.モダンデザイン)が見られます。これらの造形の3要素と、ウィーン時代に培われた技術は、陶芸家ルーシー・リーの基層を形成しており、続くロンドン時代にさまざまな刺激を受け入れつつ、円熟期の独自のスタイルを作り上げていくことになります。
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