侍と私—ポートレイトが語る初期写真—

ポートレイト写真とは何かを探る展覧会

日本において、写真の歴史は侍のポートレイトを中心にはじまったと言えます。自分たちの姿を残したいという思いが肖像写真を普及させ、公的な記録としてのポートレイトまで広がりを見せました。東京都写真美術館では、本展からポートレイトをテーマにした展覧会を3つ開催します。シリーズ第1回となる「侍と私」では、同美術館の豊富なコレクションを中心に、侍の単身像の変遷を展観。一川芳員、下岡蓮杖、内田九一、ナダール、ディスデリなどの写真作品を展示する予定です。

■関連企画　担当学芸員によるフロアレクチャー
　日程：5月28日（金）、6月11日（金）、6月25日（金）、7月9日（金）、7月23日（金）
　時間：16：00〜
場所：展覧会チケットの半券（当日印）をお持ちの上、会場入り口に集合

画像：鹿島清兵衛　《九代目市川団十郎》　ゼラチン・シルバー・プリント　1890年代撮影