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アート、科学、情報技術の対話
新たな環境創造を思考する展覧会 1970年の大阪万博から40年。それは物質的な生産性から、情報を資本とする社会、文化、世界への転換期と捉えることもできます。本展では、大阪万博ペプシ館におけるアメリカの実験グループ、E.A.T.(Experiments in Art and Technology)の活動と、その先見的なプロジェクトの思想や表現を再考・再評価し、情報社会を見据えたアートと科学との対話を実践します。 滞在制作による大規模な新作では、中谷芙二子(E.A.T.所属)による「霧の彫刻」、高谷史郎による光のインスタレーション、softpadによるサウンド表現が、YCAMの建築空間を舞台にコラボレーションを展開。環境センシング技術を多用し、ネットワーク技術によって館内外の自然の変容を取り込みながら全体で運動を続ける本作は、現在から未来に向けた新たな環境創造の視点を提示します。それは、環境にアートの本質を見出し、アートと科学の先進的な実験をおこなったE.A.T.に、万博以降の世代のアーティストが応答/挑戦する試みともいえるでしょう。情報化社会における環境を見据え、物質、そしてデータや情報といった非物質とが交信する中に見出される私たちの知覚や創造性について、新たな未来への思考を築きます。 (滞在制作:7月下旬−8月上旬まで) ※アーティストトークやワークショップ、ギャラリーツアーを開催予定。
※掲載情報について |
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