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この100年は、まさに自動車の時代だった。ところが、残念なことに、僕が生きている間には、自動車の素晴らしい時代が再び来るとは考えづらい。つまり、人類の歴史が、仮に400万年だとすれば、その中の4万分の1である20世紀に生まれたことは、徳大寺有恒という自動車評論家にとってとてもラッキーだったと思うわけだ。(集英社文庫『ぶ男に生まれて』より)
エコカー減税や補助金が気になる今日、自動車への関心が偏りすぎていないか?たしかに、エネルギーの問題、地球温暖化問題、排ガスなどの公害問題など、もちろん無視はできない。しかし、ヒトとの関わりはそれだけだろうか?“4万分の1の運命”をしみじみと受け止めている同氏は自動車によりどんな人生を歩むのか?『徳大寺有恒』を産んだ自動車、あなたにとって自動車とは?また、他の何が“それ”になり得るのか?そんな観点から将来を考えてみては? 本イベント提供者
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