古代ローマが東地中海世界に進出・侵略した紀元前2世紀以降ローマ世界にはオリエント世界の文物が大量に流入。奴隷、美術品、宗教・・・ローマ人は、エキゾティックな先進文明圏からの文物に魅了され、エジプトのプトレマイオス朝と親交を深めた。また、アレクサンドリアに至ったカエサルが女王クレオパトラと懇ろになったことや、同地の天文学者の助言に基づき太陽暦を採用したことなどは広く知られている。その後、エジプトはアウグストゥスにより征服され、ローマ皇帝の直轄領として重要な権力基盤に。一方、帝国の首都ローマや港湾都市では、エジプトの女神であるイシスの信仰が広まった。ポンペイでは壁画装飾をもつイシス神殿が出土しており、ローマの博物館などには首都のイシス神殿を飾っていた彫刻類が数多く収蔵されている。これらの遺跡や美術品から アレクサンドリアとローマ世界の関わりを読み解く。
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