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日本の祭りの風景で最も印象的なものは、町や組の紋をあしらった半纏を身に纏って練り歩く粋な姿。
中でも纒(馬印)を振り士気を高める纒持ちは、祭りに華を添える存在です。 纒の起源は、群雄割拠の戦国時代に、敵味方の目印として用いたもので的率 あるいは馬印と称していました。 江戸時代に入り太平の世が続くと、武家の的率は使われなくなり、これに代わって火消しが火災現場で用いる標具として半纏は組や階級を識別する防護服としても用いられるようになりました。 今回は、古来より受け継がれてきた、日本人の「印を纏う」というスタイルを テーマに、京都の印染「スギシタ有限会社」と金属工芸「株式会社仁科旗金具製作所」の半纏と纒を展示いたします。 また11 月5日(金)より開催される「ラリーニッポン2010」で使用される纒と半纏も展示いたします。 これらを通して、日本人が印に託した「誇り」や「絆」を見直し、人と人との繋がりの大切さを感じていただけましたら幸いに存じます。
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