[セミナー] 中央政府の情報システム刷新を巡る国内外の最新動向

世界各国は電子政府の推進に力を注いでいる。日本国も「新たな情報通信技術戦略」（２０１０年５月１１日ＩＴ戦略本部決定）において、重点戦略（３本柱）の一つに位置付けられている。
それまでの長い間に究極の縦割り情報システムが出来上がり、システムへの重複投資など税金の浪費などが指摘されていた。このような中、総務省は、政府情報システム検討会を立ち上げ改善策を打ち出そうとしている。
一方、韓国でも同じような状況であることから、行政サービスの高度化や効率的情報資源管理の観点から行政安全部傘下に政府統合電算センターを設立、すべての中央省庁の情報システムを統合し、一括で管理できるようになっている。現在、日本が置かれている状況や課題に対して、韓国の事例は少なからず参考になるはずだ。
本講演では、政府の情報システム検討に関する最新状況なども含め、韓国政府の統合電算センター構築への取組みについても紹介する。