いま、人と人とのかかわりのなかで、「感情」について考えることが増えていないだろうか。こんな感情は人に見せてはいけないのではないか、なぜあの人はあんなふうに感情を爆発させてしまうのか、自分らしい感情とはどのようなものなのか。こうした疑問は、家族や友人との私的な場面でも、職場や学校といった公的な場面でも生まれるものだろう。コミュニケーションを対象とする社会学において、1980年代以降、「感情社会学」という研究分野が展開してきた。これは、フライト・アテンダントの働き方を調査したアーリー・ホックシールド(A. R.Hochschild)の『管理される心(The Managed Heart)』をひとつの出発点としている。今回、奥村隆氏をお招きし、この本の内容にも触れながら、「感情社会学」という道具を手にすることで、感情やコミュニケーションの現在をどのようにとらえることができるのか、いくつかのヒントをいただく。またそれは、どのような将来につながることなのか。社会学になにができるか?
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