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『proto-紙のいきづかいTAKEO PAPER SHOW2010』(毎日新聞社)
刊行記念トークショー「proto- 紙の原点とは」 出演:山口信博 緒方慎一郎 山中俊治 本書は2010年4月に開催された竹尾ペーパーショウ2010 感じるペーパーショウ「proto-」の会場での様子を収録し、またその背景を記録したものです。 会場では紙の原点にせまる空間を構成し、来場者の皆様に紙を感じていただきました。そこに至るまでには、「紙とは何か?」というシンプルながらも困難な問いに、「未来の賢者」ということで選ばれた3名のアートディレクター(山口信博、緒方慎一郎、山中俊治)が真摯に取り組み、様々な議論が交わされました。その内容についてお話をいただくとともに、今後の紙の持つ可能性についてそれぞれの立場でお考えを頂戴したいと思います。 日時:2011年1月18日(火)19:00~21:00(開場18:30~) 会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山 定員:120名様 入場料:税込700円 ▼お申し込み・お問い合わせ http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201101/prototakeopapershow2010_proto1.html 青山ブックセンター本店 03-5485-5511 (受付時間:10~22時/お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意ください。) <プロフィール> 山口信博 グラフィックデザイナー 1948年千葉県生まれ。株式会社コスモPR等を経て独立、山口デザイン事務所を開く。グラフィックデザインのおもな仕事に、住まいの図書館『住まい学大系』全100冊のブックデザイン、雑誌「SD」(鹿島出版会)のアートディレクター、SD選書(同)のリニューアルデザインなどがある。2001年、日本古来の伝統礼法・折形を研究する場として折形デザイン研究所を設立。09年11月、十和田市現代美術館にて『新・包結図説展』を開催する。 主な著書:『白の消息』『折形デザイン研究所の新・包結図説』ほか 緒方慎一郎 SIMPLICITYクリエイティブディレクター 1969年長崎県生まれ。98年、“現代の日本の文化創造”をコンセプトにSIMPLICIYTを設立。自社の事業、分野にとらわれないデザイン活動、そして独自のビジョンを通じて、あらたな日本文化創造を世界に発信する。代表作に、和食レストラン「HIGASHI―YAMA Tokyo」、和菓子ブランド「HIGASHIYA」、文化サロンとしての料理屋「八雲茶寮」(以上、クリエーションと経営)、上質な日本の暮らしを提案する生活道具、S ゝゝ〔エス〕(デザインおよび流通、販売)等。その他、建築やインテリア、プロダクト、グラフィックなどさまざまなデザインプロジェクトに参画。2005年より、非木材の紙の器「WASARA」の開発を手がける。同作で09年、アジアデザイン賞大賞、金賞を受賞。 山中俊治 プロダクトデザイナー 1957年愛媛県生まれ。日産自動車デザインセンターを経て87年に独立。94年、リーディング・エッジ・デザインを設立し現在に至る。デザイナーとして腕時計から鉄道車両に至る数々の工業製品を手がける一方、科学者としてヒューマノイド・ロボット「morph3」や8輪ロボットカー「Halluc Ⅱ」などサイエンスの分野でも注目されるプロトタイプを研究者と共同開発。2004年に毎日デザイン賞、06年にグッドデザイン賞金賞ほか受賞多数、近作に腕時計「OVO」、オフィスチェア「Avein」などがある。91年から94年まで東京大学工学部助教授、08年より慶應義塾大学政策・メディア研究科教授。
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