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メディアテクノロジーの社会性と公共性を、アートから見据える
YCAMが繋ぐ、技術とアート・研究と成果 メディア表現を専門とし、作品のプロダクションを支える研究開発チーム(YCAM InterLab)を 有するYCAM。「LabACT(ラボ・アクト)」とは、YCAMのプロダクション機能を生かし、外部の アーティストとエンジニアとのコラボレーションの成果や、アートにおけるメディアテクノロジーの 研究開発、技術蓄積の意義、その社会性や公共性、応用や将来性について、幅広い視点で 紹介する試みです。 LabACT第2弾は、情報社会と身体というテーマを一貫して追求し、インスタレーション作品を発表し続けてきた三上晴子の代表作「Molecular Informatics(モレキュラー・インフォマティクス)」を、アップデートバージョンとして発表します。 本作は、「視ることそのものを視る」「視線を成立させる意識と無意識の連鎖」というコンセプトから発想され、体験者の視線の動きによって、3次元仮想空間に形態を生成していくインスタレーションです。自らの視線が映像として可視化される本作は、1996年の初公開で大きな反響を呼び、メディアアートの代表的な作品として、以降もバージョンアップをしながら世界各地で発表され続けています。 独自に開発した視線入力技術を導入する今回のアップデートでは、2人の体験者が仮想空間を共有し、可視化される視線(映像)によって、触覚的ともいえるコミュニケーションを実現します。これまでに見たことがないような有機的な構築物が、仮想空間に映像として立ち現れてきます。 ※このほか、会期中の週末を中心に、ギャラリーツアーを開催予定。
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