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江戸時代における社会全般の事柄を集約した写本・刊本の数は優に百万点を下らない。これはつまり、「江戸に関する知見の凡ては文字メディアに載っていた」ということだ。そしてその文字というのは基本的に漢字と仮名であり、大部分は草書体の漢字と、いわゆる「くずし字」の平仮名である。それを読む能力を備えない限り明治33年以前の書物の内容に通じるチャンスは持ち得ないことになる。
そして、あらゆる領域の書物ほとんどが、いまだ活字化されずに眠っている。外国語の習得が大事なのは言うまでもないが、和本を読むリテラシーを回復することが、我々の祖先の叡智に直接触れることになるのではないだろうか。 本イベント提供者
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