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加藤清正と朝鮮-秀吉の朝鮮侵略における清正の動向とその実像-
1592年に勃発した秀吉の朝鮮侵略は、当初、明征服をめざしたものであった。秀吉は日本軍を9軍に編成して朝鮮に兵を出した。その目的は朝鮮を明征服の足固めとするための軍事支配にあった。このとき、小西行長は第1軍を、加藤清正は第2軍を率いて先鋒となり、両者はともに同年5月3日、ソウルへ入城した。その後、行長は平安道へ進み、平壌を陥した。一方、清正は咸鏡道へ進み、そこで徹底した軍事支配を行い、さらに朝鮮王子を虜にした。本講座では、(1) 清正の咸鏡道支配の実態と朝鮮王子を捕らえた経緯、(2) 朝鮮の宗主国である明との間で、翌93年から始まった日明講和交渉をめぐって露わとなった清正と行長の確執、(3) 1597年12月から始まった清正の蔚山籠城などにポイントを置きながらお話しする。 講師:北島 万次(共立女子大学国際学部元教授) 受講料無料【要申込・先着順の受付) お問合わせ・資料請求は共立アカデミー公開講座係まで ℡:03-3512-9981 e-mail:ka-info@kyoritsu-wu.ac.jp
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