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あまり知られてはいませんが、ここ八尾市と能楽の関係は深いものがあります。
高安山山麓には、能楽高安流の発祥の地とされている玉祖神社がありますし、 今も演じられている能楽演目の「井筒」や「弱法師」の舞台となっています。 「井筒」の業平が大和から高安里の女のもとに通ったとされる所は八尾市神立地区の 玉祖神社付近だそうです。 「弱法師」では俊徳丸の墓と呼ばれる古墳や、その父高安道俊の屋敷跡と伝えられている場所が 八尾市山畑地区にあります。 八尾市と能楽の関わりを、能楽高安流の宗家 高安勝久師と観世流能楽師 山中雅志師の 興味深いトークショーをお楽しみください。 なお、10月22日(土)夕方には、玉祖神社にて、高安流能楽師の方が出演される 薪能が催されます。 講師プロフィール 山中雅志(やまなかまさゆき) 昭和52年生。 観世流能楽師シテ方。 山中義滋(雷三)の次男。 父の指導をうけ四歳のとき仕舞「老松」で初舞台を踏む。 以後能楽子方(子役)でフランス公演参加等を含め250番勤めた。 平成8年より伯父の故生一左兵衛泰知師に入門、師事。 能の秘曲「石橋」「猩々乱」等を披露した。 演能活動のみならず能楽に関する普及活動を積極的に行い、 また「Whydon’tyou能?」と称し近代における能楽の在り方の追求、 特に能楽に縁のなかった人対象に、広く紹介する活動をするかたわら「エコろうそく能」 「なにわ芝能」等のプロデュースを手がけるなど異才な一面も発揮している。 その中で高安にまつわる能楽の関わりを発信すべく、 平成20年より高安の地を顕彰する主旨も含んだイベント「しおんじやま芝能」の プロデュースもてがけ現在に至る 公益社団法人能楽協会大阪支部会員 NPO法人なにわ文化芸術芸能推進協議会理事 高安 勝久 (たかやす かつひさ) 昭和23年生、ワキ方高安流能楽師。高安流十四世宗家。当代。 十三世宗家高安滋郎の子。宗家預西村欽也は叔父にあたる。名古屋を中心に活動。 平成22年、高安流発祥の地といわれる八尾市高安の玉祖神社鎮座1300年祭薪能に宗家として出演する。 ワキ方高安流は、初世が河内国高安郡高安大明神(現八尾市神立地区の玉祖神社)に仕え、 後に高安大夫と名乗り、その子横田長助が高安長助と改め、高安流の祖とされている。 ■日時:9月29日(木) ■時間:①15:00〜 ②17:00〜 ■場所:1Fレッドコート 高安薪能 詳細
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